しぶんぎ座流星群が3日23時頃から4日明け方まで一番見頃だというので、ミホ、タイキ、父さん、母さんで見に行った。
冬休みの為遅くまで起きていても大丈夫なので。
夜11時頃家をでると、家の前は明るい!明るすぎる!
「何でこんなに明るいの〜!」
とミホ。
「それが都会だ!」
と父さん。
少し歩いて野原のような公園に行った。
しかし、ここもそこまで暗くない。
うーん都会だ。
でも少しは星が見えるので、しばらく観察。
「どっちの方角?」
「北東と書いてあったサイトとどこでも見えると書いてあったサイトがあった。」
ずーっとあちこちみて、ずーっと見上げていたが…
無い!流れ星が!一個も!雲も沢山出てきて、とうとう誰も見ることができなかった…
一時間以上観ていたのだが、もう帰ろう。明日も見えるらしいから明日リベンジしよう。と、帰ることに。
「おトイレー」
とタイキが言うので、母さんもトイレに行きたくなり、一緒に走ってトイレに駆け込んだ。
ところが、一番入り口のドアが閉まっている!ええー。こ、怖い。トイレに入っていた人いた?しばらく前からトイレは誰も入っていなかったはず。
何、何、何〜!
でも生理現象は抑えられない。
仕方なく間を一個空けて入り口から三番目に入った。
するとミホが
「母さ〜ん。」
と話しかけてきた。良かった〜。
慌ててトイレを終わらせ、手を洗おうとすると水が出ない〜!外の水道まで走って行って手を洗う。
ミホと顔を見合わせ、二人で早足でその場を立ち去る。
「トイレのドア閉まってた〜。何でー。しかもトイレの水が出なかったから急いで外で洗ったよー。怖かった〜。」
と、母さんが言うと、
「何でそんな時に手を洗うのー!それってゴジラが来て逃げるのに手を洗ってるのと一緒だよー!でも何でドア閉まっていたの〜?怖かった〜。ミホ怖いから喋っていたんだよー。」
「怖かったね〜」
「ミホちょっとドア押してみようかと思ったけど怖いからやめた〜」
「ダメだよ〜!何かいたらどうするの〜!」
「自分の好奇心を恨むわ〜。」
しばらく二人でキャーキャー騒いでいた。
さて、あのトイレは何だったのか。好奇心は続く…